【40代女性必見】生理前に歯が浮くのはなぜ?ホルモンバランスとお口の健康の関係
40代になってから生理前に歯が浮いたり痛んだりすることがありませんか?
お客様からもご相談が多く、私も40歳を過ぎたころから生理前に感じることが増えました。
歯医者さんに定期的に検診にいき虫歯などの問題は無いのに、そのようなお悩みをお抱えでしたら月経前症候群(PMS)の一つの症状を感じているかもしれません。
この記事ではホルモンバランスとお口の健康の関係、その時の対策についてもご紹介させていただきます。
・生理前だけ食事をしていてもしっかり噛めていない感じがする
・歯がブヨブヨしているように感じる
・歯がうずく
【生理前に歯が痛い】PMSとお口の健康との関係
PMS(月経前症候群)とは生理前に女性ホルモンのバランスが乱れることで、心身にさまざまな不調を引き起こす現象です。
女性ホルモンは卵巣から分泌される卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)の2種類があります。この2つのホルモンはお口の健康にも影響を与えます。
エストロゲンは歯周病菌の活性化を促進し、プロゲステロンは歯茎の血液量を増やして刺激に敏感にします。
その結果、歯周ポケット(歯と歯茎の間の隙間)に細菌が入り込みやすくなり、炎症や出血を引き起こします。これが歯が浮いたり痛んだりする原因です。
PMS(生理前症候群)の時に歯が浮かなようにする対策
【1】毎日丁寧に歯みがきをする
歯周ポケットに溜まった細菌や食べカスを除去することで、炎症を抑えることができるといわれますので、フロスや歯間ブラシなども使って隅々まで清潔にしてください。毎日当たり前にしていることですが、意外に磨き残しなども多かったりするので歯医者さんで正しい歯磨きの仕方を教えてもらってもいいと思います。
教えてもらうと初心にかえり丁寧に磨こうと気持ちも改められます。
【2】生活習慣や食事に気を付けること
睡眠不足やストレスは女性ホルモンのバランスを崩す原因になります。
生理前などはとくにイライラしやすかったり疲れやすかったりしますので、十分な休息やリラックス法を取り入れてみてください。疲労やストレスを放置していると免疫力が落ち少しの食いしばりでも歯茎が腫れることもあります。
また、生理前には甘いものを欲してしまうことも多いですが、甘い物の摂りすぎは虫歯や歯周病のリスクを高めますので、野菜や果物などビタミン豊富な食品を摂るよう心掛けてくださいね。
【3】肩・首のこりを解消する
生理前は、女性ホルモンの分泌変化や血行不良などが原因で肩や首が凝りやすくなります。
肩こりであごや首の筋肉が硬くなると、顎関節や神経に影響して歯が浮く感じがすることがあります。
歯医者にいっても問題が無いといわれた場合は、顎のリンパ節と繋がっている胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)を湯たんぽやホットタオルで血行を促進したり、ストレッチやマッサージをすると歯の浮いた感じが解消されます。
冒頭にも書きましたが、私も40代を境に生理前になると歯が浮くときがあります。歯医者さんには定期的に検診にいって歯には問題がないといわれるのですが、とにかく歯が浮いた感じの違和感がすごく。そして生理が終わると何もなかった状態に歯が戻ります。
そして歯が浮くなぁと感じる生理前はいつも首がガチガチにこっています。
こんな時は首を温め自分でマッサージをしたり、それでも解消されない時はマッサージに行くと「スーッと」歯の浮くのが解消されます。
40代以降から歯周病に5割以上の人が悩まされるようになりますので、自己判断はせずまずは歯の検診にいって歯に問題が無いかはきちんと調べてもらい、問題がなければ肩首周辺の硬くなった筋肉を緩められるのもおすすめです。
【温活サロンRattan】
森本 裕美 ラタン
20代から35℃台の低体温とひどい肌荒れに悩まされ化粧品・エステ・温熱療法の会社で20年勤務ののち2017年に大阪/肥後橋に「温活サロンRattan」をオープン。美と健康の大敵である冷えを根本から取り除き身体の内側から美しさを引き出すお手伝いをさせていただいてます。
【取得資格】温熱療法サーモセラピスト、エステ国際ライセンスINFA ゴールドマスター、ハーバルピールPROGRAM JAPAN
コメント
この記事へのコメントはありません。
この記事へのトラックバックはありません。